卒園後の進学先

マチコが僕の似顔絵を描いてくれました。
「磯野~!野球しようぜ~!」
と言いそうな雰囲気も漂わせていますが
輪郭と頭髪のボリュームの薄さがそっくりです。。。
マチコは今週でいよいよ幼稚園を卒園し
来月からは小学生になります。
4月からの通学先は、最寄りの公立小学校の特別支援クラスです。
小さな小学校なので
学校全体でも支援級の生徒は現在1人しかおらず
新入生もマチコだけが支援級です。
体育や音楽なんかは普通クラスの同級生の皆と一緒に行い
国語や算数なんかは支援級でほぼマンツーマンで授業を行う
という方針です。
支援学校でなくこちらを選択した主な理由の一つもこれで
支援学校だと、もしマチコよりもっと手助けが必要な子がいたら
放っておかれる事があるんじゃないかという事。
他には、どちらも実際に夫婦で見学に行ったんですが
その時の先生の説明や学校の雰囲気とマチコとの相性なんかも考慮しましたし
近所の支援学校の親御さんにもめちゃめちゃ相談にのっていただきました。
でも1番の理由は、今の幼稚園のお友達と一緒の小学校に通うことを
マチコ本人が望んだから。
「みんなと一緒の小学校に行きたい」
そんな事言われたら・・・ねぇ。
悩むことなんてないですよ。
今の幼稚園はその小学校に併設された公立幼稚園なので
私立幼稚園や保育所組が加わるとはいえ、ほぼ今のメンバーで入学するため
同級生には誰も知った子のいない支援学校に行くよりは
クラスは違うけれど大好きなお友達とこのまま一緒の方が
少しでも学校を楽しいと思ってくれるかもしれませんしね。
マチコは本当に幼稚園のお友達が大好きで
家でも「今日××くんがこんな事してた」って話ばかりです。
毎日楽しそうに通うし
毎晩、次の日を楽しみにしながら寝ます。
でも、
最近は幼稚園でずっと一人でいるそうです。
正確には加配でついてくれてる先生が一緒に遊んでくれてるそうですが。
これは別にマチコが仲間ハズレにされてとかイジメられてとかでなく
どんどん成長し、遊びのレベルも上がってくる同級生に
マチコがついていけなくなったから。
みんながマチコと遊んでも物足りなくなってきたから。
マチコ本人も普通の子達の早い展開の輪に入れなくなってきたから。
担任の先生や加配の先生には本当に良く配慮していただいていますが
こればっかりはさすがにどうしようもない。
普通の子の中に1人障害児が混じっているわけですからね。
いつかこうなるというのは
この幼稚園に通うことを決めたときから分かっていたことです。
むしろ僕たちは、よくここまでもった、よく今まで食らいついたと思っています。
1万人に1人とも言われるような難病を患って
脳みそなんて一部切除されてて
右半身は麻痺してて、右半分の視野は無くて
知的にも身体的にも障害をもっているにも関わらず
よく健常な5歳児と約1年間一緒に遊べていたと
本当に本当に誇らしく、たくさん褒めてあげたいです。
4月からさらに皆のできる事と差が大きくなり
同級生との距離感にも隔たりができてくると思いますが
それにも折り合いをつけていくしかありません。
本人も僕たちも。
あ、なんか長くなりましたが
特に落ち込んでるとか不安だとかそんな事ないですからね。笑
ただ、来週、静岡の検査入院に付き添って3年ぶりに僕も一緒に行くんですけど
ウエスト症候群発症当初のこと、手術前後のことを思い返すと
本当に夢みたいな最高な1年間だったなと思って。
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マチコ、ありがとう

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