とあるウエスト症候群患者の治療記録 その2

「麻痺は考えられない」と言われた1ヵ月後
嘔吐・下痢に伴う高熱によりウエスト症候群を発症。
そのままその地元の医大に入院し、検査を受け、左後頭部に脳梗塞が見つかる。
つまりは、やっぱり麻痺はあったという結果。
マチコの場合、左後頭部の脳梗塞という発症の原因がハッキリしている為
ウエスト症候群としては「症候性」という分類になります。
診断された医大にそのまま入院し
最初に処方されたのは「ビタミンB6」でした。
これで発作が治るならベストという、セオリー通りの最初の選択肢。
処方後、副作用で嘔吐を繰り返す。
1週間程で「効かない」と見切りをつけ、次に処方されたのは
初の抗てんかん薬「ランドセン」。
この頃、マチコの発作も増えてきて
ウエスト症候群特有の、短い間隔で何度も発作を繰り返す「シリーズ発作」も
25連続(つまり数回の発作x25セット)を記録するほどになり
日中は約200回の発作に苦しみ
夜中も発作で声を上げて起きてしまう状態でした。
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どん底期

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